公益社団法人呉青年会議所 WEBサイト

理事長挨拶・所信greeting-2014

ご挨拶

2013年度 公益社団法人呉青年会議所
第62代理事長 道原 正嗣

平素は呉青年会議所の活動に際し格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、2008年12月より公益法人制度改革関連法案が施行され、それに伴い公益法人制度改革が行われております事ご既承の通りですが、我々呉青年会議所におきましても2007年より同制度改革を見据えこの取り組みを行って参りました。
そしてその認定と移行登記が6月7日に完了致しましたのでここにお知らせ致します。
これにより、創立61年目を迎えた社団法人呉青年会議所は公益社団法人呉青年会議所へと名称を変え、新たなスタートを切ることとなりました。
公益社団法人へと移行することにより、「明るい豊かなまちづくり」の為に活動していく我々の理念は変わりません。
しかしながら様々な条件を満たして初めて認定される「公益社団法人呉青年会議所」という名に恥じぬ活動を、メンバー一同肝に銘じ一致団結して行って参ります。
今後とも関係諸団体の皆様のご理解ご協力を賜ります様、お願い申し上げます。

2014年度所信表明

はじめに 〜我がまち呉〜私が育ったまち呉は、日本海軍の重要な拠点として繁栄し、重工業のまちとして高度経済成長期を右肩上がりで発展してきまし た。し かし、バブル崩壊以後は日本全体の製造業の停滞にまさに飲み込まれ、まち全体の活気を失ってしまっています。その一方で、大和ミュージアムが開館した 2005年、市外から呉市に来た観光客は345万人となり、前年の155万人の約2倍以上の観光客が呉のまちを訪れることとなり、現在では約420万人の 観光客が呉市を訪れています。2005年にまちとして新たな魅力を発しはじめたことは、このまちに住む者として注目せずにはいられません。地元に住んでい ると忘れがちになる様々な魅力。大和ミュージアムや旧日本海軍の遺構はもちろんのこと、平成21年に行われた「呉市民意識調査」では、呉市民の多くの方 は、このまちが持つ自然溢れる環境に、とても愛着を感じていることがうかがえます。瀬戸内海の多島美や自然溢れる山や野の恵まれた風土、新鮮な海産物、そ して特産品といえる野菜や柑橘。この素晴らしいまち呉に我々呉青年会議所は存在し、活動していることを私は誇りに思います。また昨年遂に公益社団法人の認 可を得て、本年は公益社団法人呉青年会議所として初めての新年を迎え、呉青年会議所62年の歴史の中で新たな1歩を歩み出しました。※「公益社団法人呉青 年会議所」は以下「呉青年会議所」と略す。まちの現在(いま) 〜地域コミュニティの喪失〜あらゆるものが便利になり、豊かすぎるもいえる生活環境が当た り前となってしまった現在では、私たちのまちの宝ともいえる豊かな自然とふれあう機会は減少してきました。人と自然、人と人、人とまち、すべての関わり が、利便さ優先の社会の中で希薄になってきています。未曾有の震災に遭われた方々は、皮肉なことに震災に遭ってみて改めて地域のコミュニティの大切さを実 感したとも語られています。本来、地域のコミュニティとは、何世代もの期間にわたって形成されてきた地域に基礎をおき、強固なつながりがあり、お互いに居 住者の家族構成や生活状態を熟知し合っている。そしてそれが、いざという時に自然と協力関係を形づくることができるような存在です。しかし、新しい団地が できたことや、マンションに住む方が多くなってきた現在では、その地域自体の歴史も浅く、お互いの関わりが希薄になっていることは否めません。だからこ そ、このまちに住む私たち一人ひとりが、常に意識的にコミュニティ形成の努力を続けていく必要があります。本当に成熟した地域コミュニティのあり方が今問 われているのです。 次世代へ繋げるコミュニティづくり 〜必要なのは若者の力〜 私の少年時代には、祭りや盆踊りまたキャンプなど、まだまだ地域での自治会活動が盛んで、そ れらの行事に参加して、私たちの世話をしてくれる少し年上のお兄さんたちを見ては、頼もしく、うらやましく感じていました。現在では、積極的に地域活動へ 参加する大人が少なくなったせいもあり、地域活動そのものの数が減少しており、子供が地域活動を通して地域の若者(お兄さんやお姉さん)とふれあう機会が なくなってしまいました。地域の若者にとっても、自分よりも小さな子供たちとふれあう機会がなくなってしまったことで、子供の世話をしたり、何かを教えた りすることがなくなり、大人になって、自分の子どもにでさえ、どう接したらいいか分からないと悩む夫婦が少なくないことは、残念でなりません。青年期のこ れらの体験は本来とても貴重なものであり、そのような体験をしていることで、大人になってからも、無理なく地域活動に参加していけると考えます。若いうち から地域活動に積極的に参加し、それが習慣となっていれば、年を重ね家族を持つようになっても、地域活動に参加するのが当たり前だと思えるようになるので はないでしょうか。希薄になりかけているコミュニティを維持していくためには、呉の将来を担っていく若者たちの力が必要です。そしてその若者たちが、さら に次の時代へとつづく子供たちとの関わりを深めよい絆を築き、次世代へとコミュニティを繋いでいけるような、地域活動に積極的に参加できる若者が増えるよ うな活動をしてまいります。このまちの魅力再発見 〜特色豊かな素晴らしいまち呉の魅力〜私たちが暮らすまち呉は、瀬戸内で最も長い海岸線を持つまちとし て存在し、海に囲まれたまちです。瀬戸内の温暖な気候に恵まれ、全国的にみても大災害の少ない地域でもあります。普段口にしている瀬戸内海の素晴らしい魚 介類は、呉に住んでいると当たり前すぎて魅力として感じていない方も多いかもしれません。また島々で生産されている柑橘類や野菜も、この呉というまちを代 表する素晴らしい特産物であり、全国的に見ても海産物と農産物両方が特産物として挙げられるまちは多くはないのではないでしょうか。歴史的な遺構である旧 日本海軍の足跡と共に、この呉のまちの特産物の数々は、かつての重工業のまちから観光のまちへと変移するには十分すぎる、魅力ある逸材です。観光地・呉と して、これらまちの魅力をもっと発信する必要があります。そのためには、行政任せにしておくのではなく、私たち呉市民一人ひとりの発信力も重要ではないで しょうか。「呉にしかないものだから購入する」だけではなく、「呉でできたものだから購入する」。呉の特産物が一堂に会する、その様な場を設けることに よって、市民の方々に改めて呉の特産物(魅力)の素晴らしさを感じてもらいたいと思います。そしてひいては、呉市民一人ひとりが、呉の特産物(魅力)のプ レゼンターとなって、呉を訪れた人に呉の魅力を伝えることができるようになれば、観光のまち呉として、さらに大きく発展していくことができます。我々呉青 年会議所を構成するメンバーは、20歳から40歳までの「青年経済人」です。明るい豊かな社会を実現するためには、このまちが発展し、活性化していくこと が大変重要であり、このまちが今よりもさらに豊かなまちになれば、私たちと活動を共にする同志を増やしていくことも可能になると考えています。呉青年会議 所の瞬間(いま)を伝える 〜魅力的な情報発信を懸け橋に〜呉青年会議所の活動に対する理念は、発足以来変わることなく明るい豊かな社会の実現です。この 理念を広く伝え、私たちの活動を知っていただき、また参加していただくためには積極的な情報発信が欠かせません。現代の世の中においては、昔と違い情報発 信の手法もSNSなども含め多様化しています。しかし、一方的な発信では伝えたいことは伝えることができても、相手の思いや考えは分かりません。そこで、 新鮮で正確な情報を広く発信する際に適した手法、双方向性を重視する情報を発しする際に適した手法を再度検討することで、市民の皆様の声を的確に受信した 上で、1年間の活動に反映させてまいります。また、呉青年会議所の行う事業そのものが、「呉青年会議所」を広報できるような事業展開となるよう、一つ一つ の事業を大切に、熱意を持って行っていけば、同志の輪は必ずや呉のまちに拡がっていくと考えます。そして、一人でも多くの方に呉青年会議所を知っていただ き、興味をもって事業へ参加していただけるような、呉青年会議所の事業と市民の皆様とを結びつける懸け橋となるような広報活動を目指してまいります。より 強固な組織作りに向けて 〜団結は力なり〜 呉青年会議所において、様々な事業を企画・立案し、実行を主導するのはそれぞれの委員会ですが、メンバー一人 ひとりが事業趣旨を理解し、事業開催時には参加していただいた方に何を聞かれても答えられる必要があります。「担当が違うので分かりません」という会社な どでよく耳にするお決まりの言葉は、青年会議所活動においては通用しません。1つの部署が独断で行う事業ではなく、全ての事業は、一人ひとりの青年会議所 メンバー(JAYCEE)によって支えられている事業なのです。お互いが受け持つ事業を理解しあう、それを補完できる場所が例会ではないでしょうか。例会 の役割は、呉青年会議所への所属を確認する場であると同時に、対外事業に向けてメンバーの内部結束をはかり、意識統一をし、対外事業を呉青年会議所全員で 行うという認識を持つ最適な場であることです。組織内の強い団結によって、事業はより優れた精度の高いものとなるはずです。 「例会のための例会づくり」ではなく、「事業のための例会づくり」となるよう、スムーズな進行と快適な会場設営を行い、充実した質の高い例会運営を目指し ます。 1年を通してたくさんの市民の方と出逢える素晴らしい事業が遂行できるよう、1ヶ月に1度、会員全員で事業に向けて研鑽していくことが大切です。 広島ブロックアカデミーの主管LOMとして今年度、呉青年会議所は2003年以来、11年ぶりに広島ブロックアカデミーを主管させて頂きます。県内 12LOMのメンバーが呉に集まり、1泊2日のセミナーを開催するにあたり、呉で開催するからできること「呉の魅力」を前面に打ち出していきたいと考えて います。また、このブロックアカデミーでは、会員の資質向上と意欲向上を目的とし、苦難を乗り越えていくために必要な仲間作り、自己修練の場とすること で、メンバーが地域の力強いリーダーとなることにより、各LOMにおける事業の発展へと繋げていけると考えます。また、呉青年会議所にとっては、責任感と 使命感を持ったJAYCEEを育成し、力強い地域のリーダーとなるための研鑽を行い、各LOMにおいてのさらなる事業の発展へと繋げていけるような事業を 開催するということは、呉青年会議所にとっても、個々の成長と組織の結束を深めるために絶好の機会といえます。メンバー全員が一致団結して、一人ひとりの 自信と成長に繋がっていくような大会に致しましょう。公益社団法人として  〜公益社団法人元年の挑戦〜 昨年6月、呉青年会議所は公益社団法人として認 可を得ました。本年は公益社団法人として初めて新年を迎える年となります。しかしながら、公益社団法人になったからといって、活動理念が変わるわけではあ りません。呉青年会議所が永きに亘りこの地域で必要とされてきたのは、諸先輩方がその時々の時代背景を踏まえた上で、「明るい豊かな社会の実現」の理念の もと、行動してきた団体であり続けたからです。だからこそ変化することに躊躇せず、「明るい豊かなまちをつくる」という思いを持ち、真剣に考え議論し、変 化していくことが重要だと思います。呉青年会議所が61年間に亘って明るい豊かな社会を実現するために活動を行い、それが公に認められた結果、公益社団法 人呉青年会議所が誕生しました。そんな我々の活動を広く知っていただきたい。公のために真剣に活動を行っている生の姿を見ていただきたい。賛同から共感 へ。共感から参画へ・・・。そんな同志の輪が大きく拡がっていくためにも、我々メンバー一人ひとりが考え、率先して行動し、地域に必要とされる公益社団法 人として活動してまいります。最後に 〜ひと まち 全ての出逢いに感謝〜 無限の可能性があるこのまちを、私たち呉青年会議所は地域のリーダーとして考 え、行動していかなければなりません。私たちは決して一人で生きているのではなく、家族や友人、そして地域の人達に支えられて生きています。だからこそ、 いま私たちに何ができるのかを真剣に考える必要があると思います。また、先輩たちが築き上げてきた呉青年会議所の歴史と思いを受け継ぎ、今我々が出来るこ とを必死に一生懸命、地域のために力を注ぎましょう。 自分を信じ、仲間を信じ、地域のために正面から真剣に取り組んでいけば、その先に必ず「明るい豊か な社会」が待っているはずです。

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