
「くれ市民討議会2010」を開催いたしました。市民討議会は、市民参画が盛んなドイツの市民討議をモデルにした新しい市民協働の手法で、無作為に抽出した一般の市民の方に参加を依頼し、まちづくりのアイディアを出していただくものです。
今回は、呉市全域の20歳以上の方から無作為で1000人の方を抽出し参加依頼書を送付、当日はご参加を承諾いただいた市民の中から24名のご参加をいただき、「呉の良いトコ発見しよう!」、「市民のアイディアを生かして郷土を見つめなおそう!」、「青空の下で元気に遊ぶ子どもたちを増やそう!」の3つのテーマについて討議、様々なアイディアを出していただきました。皆様にいただいたご意見は討議会の結果報告書としてまとめ、市に提出します。
市民討議会は、サイレントマジョリティ(声の小さな大多数の市民)の声、平均化した市民の生の声を集約する効果があり、地方主権時代への移行に向け効果を期待できる手法です。今後は、行政の主導でこのような討議会が行われていくように働きかけて参ります。
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