「本人が望みさえすれば、いくらでも良質な経験が手に入る」。これは、青年会議所運動の良さの一つと言える。「良質な経験」とは、より情感豊かに表現すると、「一皮むける経験」と換言できる。この度、我々は、諸先輩方の「JCで一皮むけた経験」に焦点を当て、50人の方にインタビューを行った。本書は、その結果をまとめたものである。
本インタビューでは、「今、振り返ってみると、あのときの経験は大きかった。もしあの経験がなければ、今の自分は随分と違っていたかもしれない」といった経験を語ってもらった。そして、「その経験を通じて、どんな気付きや学びがあったのか。また、現時点から見て、当時の経験にどんな意義があったのか」を内省いただき、それを言語化してもらった。
※「はじめに」より抜粋
この「JCで一皮むけた経験」は現役会員向けに作られた書物でしたが、これから入会を考えている方にも大いに参考になると思い、OBの許可を得てインターネット上でも公開させて頂きました。
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第1章
大島淳稔先輩から佐々木長男先輩への12人リレー -
企画や運営をする上で先の展開が読めるようになる
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役を演じきることで、苦手なスピーチを克服する
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「市民」の概念を学び、世の中の見方が変わる
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どんなことでも絶対に手を抜いてはいけない
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JC時代に耕した土壌から、芽が出て少し花が咲き始める
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枠にとらわれるのではなく、ぶれない軸を持つ
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人との出会いを通じて感動があり、それが人生の豊かさに繋がる
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人前で話すのが苦手だった自分が、「修練」によって話せるようになる
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難題に直面しても動じることなく切り抜ける術を学ぶ
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周囲の理解と協力があってはじめてJC活動ができる
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日本JCへの出向で、世の中の広さに驚き、勉強する癖がつく
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与えられた役割を責任持って果たす
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第2章
志々田幸治先輩から山科憲司先輩への10人リレー -
組織の中での物事の進め方や筋の通し方を学ぶ
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のめり込んでいるときこそ、一歩下がって冷静に見る
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表に出た情報だけでは真実に迫れない
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一所懸命やっていれば、人はどこかで見てくれている
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その道に長けた人の意見を参考にしながら、物事の判断をする
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自らの犯した不義理を行動で詫びる
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どこへ出ても物怖じしなくなる
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物事を決めるプロセスの模範レベルを体感する
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レベルの高い仲間との付き合いで、経営者としての視座が広がる
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人への任せ方を学ぶ
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第3章
久間利彦先輩から小松慎一先輩への10人リレー -
JCも遊びも手抜きをせず、互いに裏の裏まで分かり合う
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限られた時間で上手くやりこなせるようになる
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組織の運営の仕方を学ぶ
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出会いの持つ素晴らしさに気付く
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やればできるということを実感する
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子どもの教育も会社の経営も一歩前に出ることが大事
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熱意が人を動かす
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何事も経験してみないと分からない
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JCの友情の厚さに触れる
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足を使って行動すると、事が展開し始める
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第4章
大之木小兵衛先輩から神垣伸司先輩への7人リレー -
信念に謙虚さを持ち合わせる
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周囲の人の支えによって生かされていることに気付く
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覚悟を決めた瞬間、力が出る
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組織の中での物事の通し方を学ぶ
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相手の話に耳を傾け、相手の理を考える
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想定外の状況に直面しても、必死にやれば何とかなる
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まず認めてあげることが大事
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第5章
山村貞夫先輩から樽村建治先輩への8人リレー -
チャンスを与えれば人は育つ
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「個」の視点しかなかった三戸初人が、「公」の視点を持った三戸初人になる
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常に正直な自分と向かい合う
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厳しい言い方をした方が、相手の心に染み入る
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逆境のときこそ仲間を信じ、逃げずに最後まで走りきる
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人を説得する上での本質を知る
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各々が自分の役割を果たせば、組織は必ずうまくいく
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柔軟な視点を持つことで、幸せになれるコツを掴む
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第6章
長柄雅守先輩から堀口勝哉先輩への3人リレー -
馴染みのない分野でも、一所懸命勉強すれば道が開ける
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プロセスを大事にし、合意形成に努める
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「出会いと縁(えにし)」が全て