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理事役員 所信紹介director-belief

ご挨拶

副理事長
白井 祐哉

 昨年、呉のまちを襲った豪雨災害。その被害は甚大で、今もなお各地でその爪痕を残している。

 この未曾有の大災害にあたり、私が一番に感じたのは、「市民のちから」である。

 連日、市外から沢山のボランティアの方に活動していただいたことは誠に感謝に堪えないところであるが、市内からも大変多くのボランティアが集まっていた。自らが被災者であるにも拘わらず、呉のまちのために行動を起こせる人がこんなにもいるのかと感動を覚えた。

 反面、この大いなる「市民のちから」は今までどこに眠っていたのだろうと首をかしげることにもなった。この呉のまちは人口減少をはじめ多くの社会的問題を抱えている。であるにも拘わらず、市民自らまちの問題を解決しようという動きは、一部の有志や団体で見られるのみであった。この差はなんなのだろう。

 それは、実感があるか否かではなかろうか。先の災害は目に見えて呉のピンチであったため、多くの市民が当事者意識をもって活動をすることができた。一方で、社会的な問題は、行政等が解決してくれる問題としてどこか他人事となっているのではないか。

 しかし、このまま人口減少が続けば、現在の行政サービスが維持できなくなるのは明らかである。日々の生活で実感できていない問題も、実は災害と同じ「目の前にある自分の問題」なのである。

 それを実感するため、まずは地域に意識を向ける必要がある。地域の延長線上に呉市はある。そして地域を知り、隣人とコミュニケーションをとり、何かしらの地域活動へ参画する。そうして地域コミュニティへの帰属意識が向上すれば、地域の問題を自分事として捉え、行動にうつすことができるようになるのではないか。

 能動的市民のネットワークたることをビジョンとして掲げ、66年間まちづくりに携わってきた我々呉青年会議所だからこそできることを考え、市民の皆様の共感を得、共に体験し、やがては呉市全体を改革する大いなる市民のちからとなる。そのきっかけを作るため、邁進していく所存である。

〔事業計画〕

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